婚活の辛さを凌ぎ、モチベーションを維持するための11のメンタルケア術

婚活の疲弊症候群に対する処方箋(中高年用) 婚活の準備

婚活が辛く感じられるのは、あなたの「弱さ」によるものであはりません。

返事が来ない

断られた、逆に断ることが申し訳ない

会話が盛り上がらない、楽しくない

良い人に出会えない

時間もお金も削られていく

特にアラフォー・アラフィフ以降の婚活は、仕事・体力・健康・老後の不安など、
若い頃にはなかったプレッシャーも重なりやすく、気づけばメンタルがすり減ってしまうのは当然のことです。

実は婚活がしんどくなる理由の多くは、
あなたの能力や魅力の問題ではありません。
婚活そのものが機微に触れ、心理的消耗を引き起こしやすい構造・仕組みになっているからです。

だからこそ、「気合と根性」での継続はムリがり、
実践的、計画的、あるいは予防的観点のメンタルケアが必要になります。

この記事では、誰でもできる、婚活のストレスを確実に軽くする
具体的なメンタルケア方法をまとめています。

人は頑張れば疲れます。
疲れは休むことで回復します。
また、疲れにくくする処方箋の有無で、疲れを軽減することも可能です。

大切なことは、志・希望を維持し、諦めず行動することです。
(この記事は、アラフォー以降の婚活は辛い!それを知ることが成婚への第一歩。の続編です。*一部、プロモーション、広告が掲載されています。)

1. 感情を抱え込まない「不安・不満のデトックス」

婚活には、不安が常にあります。活動の過程で多くの判断・決断を行うため、感情を揺さぶられることが多く、メンタルは消耗します。
孤軍奮闘を継続すると。不安や不満を抱えたままの状態になりがちです。
ならば、感情を吐き出す手段を持ちましょう。

信頼できる人に“吐き出す”

まずは、友人、兄弟などが候補となります。
結婚相談所に登録している場合は、担当相談員(コンサルタント)を積極的に活用しましょう。(ただし、あまり愚痴にならない方がよい)
また、症状が重く感じられる場合は、予防的処置として心理カウンセラーや心療内科にかかる手段もあります。

書いて吐き出す

書くという行為は、思考の整理、ストレスやネガティブな感情の軽減、自己分析・診断の深化のほか、自己肯定感の向上の効果があるとされ、
「ジャーナリング(書く瞑想)」と呼ばれ、書くことで30%以上軽減されると言われます。「ジャーナリング」とは?やり方や内容、効果
「ジャーナリング」をSNS(XやFacebook)、ブログで公開することで、第三者からの意見・励ましを得られる可能性があります。実際、婚活体験をテーマにしたXアカウントやブログはかなりあり、それらに投稿すると多くの場合は返信が得られるでしょう。

2. 「小さな成功体験」を積み上げて自信を回復

婚活においては、自身の意向が受け入れられない時の「自尊心が削られる」感覚が大きいダメージとなり、まじめに取り組む人ほど、その程度が重くなります。
中高年の場合、婚活を実践すること自体のハードルも高いので、ダメージは若年層より重くなりがちです。
したがって、予防的な処置が講じられることが望まれます。

小さな成功を意図的に作る

婚活の活動における諸々の作業を「より良いモノ」に工夫し、その仕上がりを「成功」として、楽しむこと意識してみましょう。
やらされ感でやっていてもストレスになるだけです。
ならば、自身の武器の強化を楽しみながら、取り組んでみましょう。下記に例示します。

・プロフィールを明るいイメージに刷新する。

・写真を笑顔でオシャレに撮りなおす。

・新しい服、これまでと違うトレンドの服を1つ買う

小さな変化に自ら取り組むことで自信の回復につなげます。

過去の成功経験をリスト化してみる

自分の価値を再確認するため、これまでの仕事の成果、乗り越えた困難、人から受けた称賛を棚卸し、書き出してみましょう。
ジャーナリング効果も期待できます。

3. PDCAサイクルを取り入れ、不安を行動に置き換える

婚活の辛さの正体は、複合的な不安に囲まれ、成果が見えにくいことです。
複合的とは、金銭負担と労力・時間の投入、それに相対する成果が見えにくく、理想と現実のギャップを感じこと、
さらに、精神面でにプレッシャー、孤独感などが混じあり、整理できない状態です。

ジャーナリングで、不安・不満を吐き出すことで、一定の感情面の安定を取り戻すことは、事後的な処置と言えますが、
予防的な処方箋として、PDCAのサイクルを実行する手段があります。
PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)のサイクルによる課題への取り組み、さらなる課題の発見と取り組み方法の改善を図る手法です。

PDCAの回し方例1

P(計画):月に5人会う

D(実行):相談所紹介・見合い2名、婚活パーティーで3名と面会

C(チェック):相談所の紹介は1名は相性×。もう1名は、落ち着いて話ができた。次回2度目面会予定
婚活パーティでは3名と話したが、話がうまく継続せず、進展性は見込めない。

A(改善):相談所紹介のお見合いにシフト。相談所紹介の面会で、会話になれたら。婚活パーティの再度参加を検討。

その他の具体例→実際のPDCA例

このように数値化とスケジュールを計画し、実行後の結果を分析することで、できた事や苦手なことを分析し、自分が取り組みやすく、効率的な取り組みを再度計画してみる。「いい意味で、淡々とこなしながら進める」、あるいは、「まるで仕事のように淡々と進める」と、メンタルの落ち込みを少なくでて、行動改善を目はかることができます。
費用面や時間、労力の観点もいれることで、気力・体力・経済力の疲弊を防止します。

4. オン・オフの明確化

中高年は、疲れが蓄積しやすく回復に時間を要すと考えられるため、
計画的なオン・オフを予防的処置として意識する。

オフの計画化

・月に1週間は婚活しない、または、オフの曜日を設定する

・マッチングアプリやLINEをOFFにする。

オフ日は、「自分磨き」も休止し、思考を婚活を離す環境をつくりましょう。

5. 「当方をオファーをお断りされた時」への備え・訓練

婚活におけるメンタルダメージで最も重く辛いのは、「自尊心への傷」であり、
当方のオファーが何らかの形で、拒否・拒絶や不通、放置された場合などは、ダメージが大きくなります。

これは、事実の受け止め方を変えることで、ダメージを軽減します。
推奨される受け止め方の例
・婚活で「お断り」は、年齢に関係なく、婚活者すべての人が経験することであり、不可避。不可抗力に近い現象です。
(☞「僕を断ったあの人も、別の誰かに断られている。」)
・「お断り」の理由は、「ずべてが相性に起因している。」「能力や正誤に起因するものではない。」
・相手の好み・優先順位・生活習慣など多くの条件のうち、どれかが合致しなかっただけ」「人格が否定されたわけではない。」
・年齢が上がるほど、「価値観の合う人」は確率的に減るのだから、やむを得ない(確率論を割り切る)

この備え、訓練は重要です。
オファーへのお断りは「言語不通」と機械的に割り切り、次の取り組みに意識を切り替えましょう。

6. 婚活以外の取り組みは手を抜かず、継続する

婚活が成果に関係なく、仕事や趣味の追求を継続することがメンタルの支えになります。
例えば、筋トレは、辛くて継続することの難しいストイックなものとして、よく知られています。
一方で、習慣化すると自己肯定感の向上や、ストレス解消の効果は非常に高いことが知られています。

趣味や運動習慣、美容や健康習慣は、婚活から独立した自身のワイフワークとして継続することで、
婚活の辛さの蓄積を防ぐ効果が、確実にあります。

7. 婚活成功報告を見ない

婚活中は、他人の成婚情報が、あなたの気分を悪くする局面があるでしょう。
自分の婚活進捗と比較してしまう、成婚者のスペックが気になるなどの感情は、ありがちで、やむを得ない感情の動きです。
ただ、そうした情報を見ずに済めば、余計な感情の揺らぎも防げます。

デジタルデトックスも有効

婚活系アカウントのミュート

自分を責めるトリガーを断つ

メンタル悪化を防ぐ予防策です。

8. 頑張っている自分を「意図的」に褒める

大人は加齢とともに自分を褒める人、叱ってくれる人がすくなくなっていきます。
そのことは、孤独感につながったり、自己肯定感の低下につながることもあります。
ちょっとしたことではあるものの、積み重ねは、自身のいい意味で思考癖になり、ポジティブシンキング効果があります。

1日1回、立ち止まり、自分を言葉で褒める

今日も仕事して、婚活して偉い。

プロフィール直しただけでも立派

会う勇気を出した自分を誇っていい

自分を肯定すると心を立て直しできます。

9. 人生観のアップデート(人生の後半に向けて)

婚活の辛さは、若年層でも一定あります。
そもそも恋は疲れるものです。
思いを寄せ、その思いが通じない時は、年齢に関係なく凹むものです。
そうした意味では、辛さに年齢は関係ありません。

ただ、人生経験が豊富であること、
あるいは、恋愛や異性との関係で悩むことが、一定期間なかったこと
などに起因して、婚活を余計に辛く感じるかもしれません。

中高年という年代は、人生観の修正、アップデート、
あるいは大胆にリセットするタイミングと考えることも、アリでは?

そうすることで、婚活の位置づけ、モチベーションの修正・維持に役立つこともあるのでは?

思考や価値基準のアップデート例

・モテる基準は、年代とともに相応に変化します。
異性に求める理想像も、年齢とともに変わった実感ありませんか?
だから、自分自身がどうありたいか?も変わってきたはずです。整理してましょう。

・恋愛の進め方についても、自分自身が変わったように、相手方の変化したハズです。
大人の関係構築の過程は、「相手に寄り添い、なんらかのチカラになれる、チカラになりたい」という
「貢献心」に基づいたものに近いようです。
中高年の婚活において「貢献心」は非常に魅力的で重要な要素となり得ます。
中高年は自身が貢献できる分野を求めています
パートナーの幸福に貢献できることは、それ自体が幸福なのです。
こうした気持ちを自身の価値基準に取り入れ、プロフィールや自身の言葉で表現できれば、魅力が増すことでしょう。
目指す関係性は、「癒し、癒される」こと。「自身がパートナーを癒せるか?」は重要な視点です。

こうした価値観を修正によって、婚活がちょっとラクになるかもしれません。

10. 相談所のカウンセラーをメンタル面でもフル活用

婚活は孤独な戦い?のような面があります。
中高年の場合、独身の友人が少なくなるだけに、なおさらです。

孤独な戦を避ける意味でも結婚相談所利用を検討する価値はあります。

結婚相談所の資料が無料取得できます。【結婚相談所比較ネット】

相性のいい相談員(カウンセラー)を味方にする

相談員は、婚活に精通していますから、会員の辛い経験をたくさん見てきています。
単に事務的な支援を受けるだけでは、「もったいない」のです。

「辛さ」を吐き出してもOKです。
ただし、聞いてもらった事への感謝はしっかり伝えましょう。
その感謝に相談員も、いっそう力になってくれるでしょう。

また、単に愚痴るのではなく「感情の整理を手伝ってもらう」姿勢であれば、
相談される側も、役割を自覚しやすくなります。

第三者の目線があるだけで、心の負担が大きく減りますし、相談員は「婚活業界のプロ」の目線がありますから、モチベーション維持への貢献は大きいのです。

上手に利用することが重要です。☞結婚相談所コンサルを上手に活用できる完全ガイド

11. 婚活疲れを合理的に避ける「仕組み化」

婚活の過程の個別の取り組みは、ルーティン(繰り返し作業)的な行動も多くあります。
その1つ1つの行動を整理して、自分自身で仕組化することで、ちょっとラクになることがあるます。
例としては、

・お見合い服をユニフォーム化して、コーディネートを楽にする

・プロフィールはテンプレ化

・メッセージはルーチン化(定型的なメッセージ分は、単語登録して省力化)

・PDCAを検討する曜日・時間をスケジュール化

なんとなく「考える時間」が断続的にあると、思考疲労になります。
スケジュール化とポイント把握後は、あれこれ思案したり、作業したりすることを避けることで、感情面は軽くなるハズです。

まとめ

アラフォー〜中高年の婚活の辛さを凌ぐには、
①感情のケア × ②行動の仕組み化 ×③ 自己肯定感の回復 この3つの軸が重要です。

感情のケア

予防的処方箋とアフターケアの2つを取り入れて下さい。

予防的処方箋

婚活は誰もが、感情面のダメージを負う仕組み、構造があります。
お断りは誰もが経験します。お断りは、相性の問題であり、あなたの能力に起因していません。
だから、「お断り」を受け止めるための備え、訓練によって「ひきずらない」ように意識ましょう。
「一喜一憂しない」「淡々と、コツコツ」との意識も有効でしょう。
ただし、プロフィール内容や写真の工夫によって、第一印象アップなどの手段はあります。
40代・50代の婚活は写真で差がつく!プロフィール写真の印象を改善
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アフターケア

感情のダメージを吐き出し手段を講じましょう。
ジャーリングによって客観視する、SNS(Xなど)やブログで吐き出す、健康相談所の活用も効果が見込めなす。

行動の仕組化

「行き当たりばったり」は、効率が悪く、疲弊が加速します。
だから、大枠はPDCAサイクルの実行、細部は諸々の作業のルーティン化、さらにオン・オフによるリフレッシュで効率化していきましょう。

自己肯定化の回復

自己肯定化のためにも、PDCAの中で、頑張った自分を認め、褒めて、改善点も見出すことで、自己肯定感を維持できます。
婚活以外の趣味や楽しみのスケジュールも組みながら、価値基準の見直しも行うことで、「折れない自分」をイメージして頑張ってください。

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