婚活は、就活や転職と同様に適切な準備がないと、
失敗が多い、効率が悪い、マッチングしない、お見合いが組めない・・・などの事態に。
その結果、自信を失って婚活疲れ、挫折しやくなります。
つまり、巧妙な準備が雌雄を決する、と言えます。
事前に戦略的に第一印象をコントロールした人は、
初動で成果が出やすく、効率的・意欲的に活動でき、成果につながりやすくなります。
この記事は、中高年さんの婚活準備失敗から、その必要性を理解し準備のポイントをわかりやすく解説します。
はじめに
婚活の準備は、それ自体が婚活そのものあり、成果に直結します。
婚活の成否は準備次第と言っても良いくらい。
そもそも、婚活をする背景には、日常生活では出会いがない、少なく、交際に至る可能性が低いなどの状況があり、「出会いを増やすこと」が課題となっていたわけですよね。
したがって、「出会いを増やすこと」の婚活のマイルストーン、最終目的が「結婚」。
「不十分な準備」「間違った準備」は出会いを阻害する
出会いを増やすためには、マッチングアプリ活用、婚活パーティー参加、結構相談所への登録などの手段を講じます。
これらの手段で、交際に漕ぎつけるまでには、相手異性によるジャッジを受けます。
これを避けることはできません。
そのジャッジは、写真やプロフィールなどの「第一印象」でほぼ決まります。
第一印象を整える準備が不十分なら、相手異性の目にとまらない、「スルー」「論外」「圏外」となります。
だから、「写真」「プロフィール文」など、その細部にこだわること自体が、婚活なのです。
ここから、婚活の準備の必要性、方向性、など、ポイントを考察します。
*一部、プロモーションが含まれます。
1. 婚活は「第一印象のゲーム」への参戦
婚活は「第一印象の戦場」に打って出る行為です。
「プロフィール写真」「プロフィール文」は戦場における武器。
婚活パーティでは、服装や表情、自己紹介も武器です。
誰もが公平に使用する武器ですが、その武器の性能次第で、勝負がつくゲーム。
①写真
②プロフィール文
③年収・職業・趣味の見せ方、表現の仕方
④メッセージの印象
⑤服装や髪形（＋体形・姿勢）
⑥話し方
最低限、これらは武器として入念が準備が必要です。
これらが整っていないと、その武器の持ち主（兵士）が、どんなに有能であって、
「目にとまらない」「スルーされる」だけで、その戦いは終了です。
おなじ武器を使い続ける限り、次の戦も、その次も、負けるでしょう。
そうです、武器を作り直して、出直しとなります。
非効率です。
精神的なダメージむ無視できません。
勝てる武器を作りましょう
・プロフィール添削やプロによる写真は、もっとも費用対効果が高い婚活投資。
・スルーされず、ちゃんと見てもらえる → マッチング増加 → 会える →デートができる → 自信がつく の好循環が生まれれば、婚活を意欲的に継続できます。
自然な出会いから始まる恋愛と異なり、婚活の市場ではライバルとの比較は避けられません。
「ライバルとの第一印象の争い」と認識して、準備することが肝心です。
2.婚活の失敗例を学ぶ：「準備不足」が失敗の原因
「第一印象の戦い」は、準備が雌雄を決します。
「スルーされる原因」の具体例を見てみましょう。
①写真が暗い（☞性格が暗いと伝わります。）
②清潔感がない（☞普段から不潔な生活をしているかも、と疑われます。）
③プロフィールが独りよがり（☞会って話してもつまらない）
④PR文が長くて読みにくい（☞きっと話も長い、面倒くさい人かも）
⑤希望条件と現実（本人の市場価値）がズレている（☞勘違いおじさん＆勘違いおばさんと認識される）
これらは、マッチングやお見合いの設定を自ら邪魔している行為です。
これら失敗例を事前把握し、対応策を講じること、
つまり、「第一印象をコントロールする」ことで、不要なつまずきを防ぎ、初期段階の印象をグッと引き上げることで、婚活を効率的にすすめることが可能になります。
ポイント
出会いを増やすために、「出会いを阻害する弱点（写真・プロフィール・しゃべり癖など）」を事前に修正・補強すべしです。
＊写真の過剰な修正は、「盛り過ぎ」ですが、「印象の良い写真」は大人としての礼儀です。
3.「第三者目線」と「業界のプロのノウハウ」が勝敗に大きく影響
婚活では、自己評価と相手異性の評価ズレが、マッチングの障害となります。
（ご参考：中高年婚活における「勘違いおじさん＆おばさん」を回避する自己評価の仕方。）
アラフォー以上の中高年の場合は、希望するお相手との年齢差が大きくなりがちであるため、なおさらです。
誤った自己評価・嫌われる自己評価の例
A:若い頃のモテ期の経験を「自分の功績」と認識ている。
B：自分の趣味は、他人から「スゴい」と言われるから、異性にもウケると思っている。
C:自分の学歴・経歴や仕事の功績などのPRポイントは、異性から注目されると思っている。
D:自分の欠点や苦手なことは、他人は重要視していないだろうと思っている。
（43歳男性の残念な婚活体験談…アピールポイントが失敗の原因に）
A.B.Cは、自分を過大に評価するバイアス例、Dは、自分の欠点を重要視しないバイアス例で、
いずれも、他人の目線を見誤るリスクが高い思考と言えます。
自己評価にプロのノウハウを取り入れる
誤った自己評価のまま、婚活に参入すると「圏外にはじかる」リスクを抱えたままです。
そこで、客観性のある第三者、特にプロのアドバイス・ノウハウを取りれることが、効果的で手っ取り早い対策となります。
（ご参考☞プロフィール写真で“選ばれる人”になるコツ
写真は出会いの第一歩【マッチングフォト】
）
また、プロフィール文においても、就活のエントリーシートと同様に、プロの指導・添削を経たモノは、仕上がりは雲泥の差になります。
そこで、あまり知られていませんが、婚活においても、添削サービスは非常に効果があります。（☞婚活プロフィール作成サービス）
逆に、プロのノウハウを取り入れないことは、ライバルとの比較で、大きなビハインドを背負うこととなります。
婚活は、「自然な出会い」と異なり、年齢・経歴や職業・趣味・性格などにルールやグルーピングのないフィールドで、多くのプレイヤーが、戦う相手のスペックを認識できない状態で、戦う過酷なゲームです。
そのゲームに精通した業界のプロのノウハウを、利用した人 VS 利用していない人 の勝敗は見えています。
受験戦争で、大手進学塾に通う生徒が受験で有利なことと似ています。
得意教科・苦手教科の分析～志望校の設定（目標設定）～志望校に応じた戦略的な計画と実行～模擬試験によるトライ＆エラーの検証～受験本番へ
受験で勝利するシナリオを大手進学塾（業界のプロ）は、持っているのです。
婚活業界のプロも同じことが言えるでしょう。
だから、写真はプロに撮ってもらう。
また、プロフィールはプロの添削指導、あるいは、プロ（結婚相談所）と一緒に作る。
さらに、お相手の条件設定も、「マッチングやお見合いが実現する条件」をプロと共に設定する。
ポイント
なるべく婚活のプロのノウハウを活用すべしです。
4. 40代以降は「準備の差」がそのまま結果に出る
20代は見た目と熱意＆勢いで押し切れるかもしれませんが、40代以降の「熱意＆勢い」は逆効果となる可能性が高いです。
むしろ、注目されるポイントは下記のような「大人のたたずまい」です。
「大人のたたずまい」のポイント
①安心感
②清潔さ
③コミュニケーション力（表現と傾聴）
④計画性（⇔出たとこ勝負）
⑤活力（ポジティブ・元気）
⑥価値観の柔軟性（共感できる余裕）
⑦見識や常識（大人のたしなみ）
⑧胆力（冷静さ、落ち着き）
これらは、準備することで、自分の印象に取り入れることが可能です。
上記には、若年層には求められなかった項目が含まれ、準備なしで突っ込むと「無意味に苦戦」してしまいます。
ポイントまとめ
アラフォー以降・中高年は、「年齢に応じた異性からの目線」を重点チェックすべし です。
5. 婚活疲れ（バーンアウト）や挫折を防げる
アラフォー以降の婚活は、スタートと同時に現実とぶつかること多く、
そのため、中断や「やり直し」、最悪は挫折するケースが散見されます。
また、年齢的に、失敗からの立ち直り、再スタートすることは容易でなく、
「また歳をとってしまうリスク」を抱えています。
現代は「婚活に定年なし」の環境であるものの、少しでも若い方が、選択肢が多いことも事実です。だから、「失敗」や「やり直し」を防止することは重要です。
そもそも、婚活は構造的に辛いものであり、大きなストレスは不可避です。
（ご参考：事前に知っておきたい：「アラフォー以降の婚活は辛いモノなのだ」）
だからこそ、「心が折れること」を事前に防ぐことは極めて重要です。
（婚活の辛さを凌ぎ、モチベーションを維持するための１１のメンタルケア術）
婚活における構造的なストレス・「心が折れる」事象の例
①マッチングを待つ、マッチングしない
②断られる
③相手の意思が読めない
④話が進まない
これらの現象には必ず遭遇します。
ただ、事前にプロフィール・写真・自己紹介・希望条件を整えて、ＮＧ行動を抑制すれば、
これらの現象を極小化できます。
また、最初の段階で成果が出やすくなり、同時に、メンタルダメージを回避できます。
婚活過程における成功体験である「マッチングＯＫ」「イイねがもらえた」「お見合い1件確保」「仮交際へ移行」などの成果が、少しでも早く体験できると、婚活継続の大きな糧となります。
逆に、準備不足では、こうした成功体験を得られず、暗中模索状態が長くなると、婚活疲労・精神的ダメージが蓄積します。
ポイント
準備は、面倒で高コストと思われるかもしれませんが、実は婚活疲労や挫折を防ぐ手段です。
まとめ：中高年婚活の準備：方向性とポイント
- ①婚活は「第一印象のゲーム」への参戦と心得
- ②出会いを増やすために、「出会いを阻害する弱点（写真・プロフィール・しゃべり癖など）」を事前に修正・補強すべし
- ③修正・補強には、第三者や外部の目線、特に婚活のプロのノウハウを活用
- ④アラフォー以降・中高年に向けられる目線を重点チェックしておく
- ⑤一見、遠回り・高コストに感じられるが、実は、入念な「第一印象のコントロール」＝「婚活疲労や挫折を防ぐ手段」と認識
４０代で結婚した５０代夫婦（もうすぐ60）。夫婦共通の趣味は、料理と酒。筋トレも少し。２人ともに友人に独身が多く、紹介したい気持ちはあるが、具体的には実現せず。友人たちに婚活をおすすめする気持ちでブログを作成することに。このブログを読んだ方が積極的に婚活し、パートナーが見つかったらウレシイです。愛知県在住。
