【アラフィフ】はじめての婚活パーティ参加・準備マニュアル

婚活パーティー 婚活の準備

初めての婚活パーティー、緊張しますが準備をしっかりすれば自信を持って臨めます。アラフォ・アラフィフなら普通に大人の雰囲気を演出することが大切です。「準備 → 当日の服装・立ち振る舞い → 終了後のフォロー」まで、項目ごとにまとめました。服装など外見の準備以外にいろいろありますので、一つひとつチェックしてみて下さい。

1. 事前準備(心と道具)

心構え

「完璧を目指す」より「自然で誠実」を優先。若作りよりも落ち着いた清潔感が好印象。

目的を明確に:友人作り/真剣交際/まずは経験を積む、どれかを頭に入れておく。目的で話し方や聞き方が変わります。

期待値をコントロール:全員と意気投合する必要はない。数組と良い印象を残すことが目標。

事前確認

会場場所、開始時間、受付開始時間、参加費、持ち物(身分証など)を必ず確認。

申し込み時のプロフィール掲載内容(年齢、職業、趣味)を見直し、実際と一致させておく。

自己紹介をする場面を想定し、プレゼンすべき項目・ポイントを考えておく
第一印象を整える自己紹介のつくり方”と悪い例・良い例

持ち物(当日必携)

身分証(運転免許証など)

筆記用具(ボールペン)+プロフィールカード(主催者から渡されることが多い)

名刺や連絡先カード(必要なら)、予備の名刺入れ

ハンカチ/ティッシュ、歯間ブラシやミント(小さめ)

携帯充電(行く前に満充電)

小さめの鏡(身だしなみチェック用)

2. 服装・身だしなみ(男女別・具体例)

服装や身だしなみは、第一印象を決定します。軽視せずにチェックしましょう。

基本の考え方

清潔感・落ち着き・好感が第一

年相応の上品さを意識。色はネイビー・グレー・ベージュ・白など無難カラー。派手すぎる柄や香水は避ける。

男性

オプション1(無難で好印象): ダーク系ジャケット+襟付きシャツ(無地か控えめのストライプ)+チノやスラックス。ネクタイは不要な場も多いが、フォーマル系なら細めの落ち着いたネクタイを。

オプション2(カジュアル系): 上質なニット(Vネック)+襟シャツの重ね着+ジャケット。

靴: 汚れのない革靴またはきれいなローファー。靴下は無地(白は×)。

小物: 腕時計はシンプルなもの。派手なアクセサリは避ける。

*靴、時計は必ず見られます。

女性

オプション1(上品): ひざ下ワンピースまたはスカート+ジャケット。派手すぎない柄。

プション2(知的カジュアル): パンツスーツ風(テーラードジャケット+きれいめパンツ)。

靴: ヒールは低〜中(歩きやすさ優先)。サンダルやスニーカーは避ける。

メイク: ナチュラルで血色よく見せる程度。香りは控えめに。髪はまとまり良く。アクセは小ぶりでひかえめに。

バッグ: 小さめでスマートに持てるもの(会場で邪魔にならないサイズ)。

3. 当日の到着〜受付〜開始前

会場には 開始の10〜15分前 を目安に到着(早すぎても挨拶の機会が少ない、遅刻は印象悪化)。

受付で名前確認・本人確認を済ませる。

受付で渡されるプロフィールカードや名札は丁寧に記入。文字は読みやすく

待ち時間に深呼吸。スマホはマナーモード。軽く鏡チェックで歯や髪、襟元を整える。

4. 立ち振る舞いによる第一印象(3秒〜30秒で決まる)

笑顔:自然な笑顔を心掛ける(堅すぎず、歯を見せる笑顔が好印象)。

目線:会話の最初は目を見て軽く会釈、名乗る時は相手の目を見る。

姿勢:背筋を伸ばし、胸を少し開いたリラックス姿勢。腕組みは避ける。

挨拶:はっきりした声で「はじめまして、○○です。今日はよろしくお願いします。」短く自己紹介。

5. 会話のコツ(相手に好かれる話し方)

話す量と聞く量

基本は「自分:相手=3:7」くらいで、相手に話させながら適度に自分も情報提供。聞き上手は好印象。

相槌(「そうなんですね」「いいですね」)と要約(相手の話を短く返す)で話が深まる。

質問の種類

オープンな質問(答えが1語で終わらない)
例)「週末はどんな過ごし方が好きですか?」 「最近ハマっていることは何ですか?」

共通点を探る質問:出身、趣味、好きな食べ物や旅行先(「おすすめの場所ありますか?」)

深堀りは徐々に:「それはどうして好きなんですか?」などで感情や価値観を聞く。

避けるべき話題

元配偶者や過去の深い恋愛の愚痴、重い健康問題、極端な政治・宗教の話、過度な収入自慢、ネガティブな愚痴。

いきなり「結婚はいつしたい?」など踏み込んだ質問は控えめに。

相手の反応で深掘りするか決める。

伝え方のコツ

ポジティブ言語を使う(「〜が好き」「〜が楽しい」)。

ネガティブ表現は控えめに。

自己開示は少しずつ。相手に安心感を与える情報(仕事の話、趣味、家族構成程度)を先に。

ユーモア:場を和ませる軽いジョークは有効。ただし皮肉や下品なものは避ける。

もッと詳しく:婚活パーティーで上手く話したいならこちらも。

6. ボディランゲージ(非言語)

姿勢:軽く前に傾く(興味を示す)、しかし相手のパーソナルスペースは尊重。

うなずき:適度に。相手が話している時にうなずくと好印象。

手の位置:膝の上やテーブルに軽く置く。手を隠す(ポケットに突っ込む等)は避ける。

アイコンタクト:会話中の50〜70%程度目を見る。じっと見つめすぎない。

笑顔を忘れずに。

7. 実践例(最初の30秒〜5分の流れ)

・例)男性が女性に話しかける想定

「はじめまして、○○と申します。今日はよろしくお願いします。」(軽く会釈)

「プロフィールに旅行が好きってありましたけど、最近どこか行きましたか?」(相手の興味に合わせる)

相手が答えたら「いいですね。私も△△に行ったことがあって…(短めにエピソード)」

「普段はどんなお仕事をされているんですか?」 → 聞き、深堀りする。

女性→男性も同様。自分のことを話す時は「こういう場面でこう感じる」など感情を添えると親しみが出る。

8. よくあるパーティー形式の注意点

着席トーク(ブース制)

1回あたりの持ち時間は主催によるが、時間内に好印象を残すため要点(仕事・趣味・結婚観)を手短に伝える。

フリートーク形式

自分から積極的に輪に入る勇気が必要。輪に入るときは軽い挨拶で自己紹介。

趣味別交流

共通の話題があるため会話は続きやすい。相手の参加理由に共感を示すと良い。
(※主催のルールに従い、勝手に席替えしたり進行を妨げない)

9. 印象を悪くするNG行動(必ず避ける)

・携帯をいじる/常に画面を確認する
・遅刻・無断欠席・ドタキャン<
・会話を独占する、否定的な発言が多い、愚痴や過度な自慢
・相手の身体に無断で触れる(軽い握手は可だが距離感には細心の注意)

10. 連絡先の渡し方・フォロー(例文つき)

連絡先を渡すタイミング

会話が弾んで、相手の反応が良ければ「またゆっくり話したいですね」と伝えて交換。慎重に。

主催側がマッチング方式の場合は所定のマッチングカードに記入。無理に直接交換する必要はない。

メッセージの書き方(送るなら短めで誠実に)

・例1(初回のお礼)
「本日はありがとうございました。△△のお話、とても楽しかったです。よろしければまたお茶でもいかがですか? — ○○」

・例2(もう少しカジュアル)
「今日はありがとうございました。◇◇の話、参考になりました。良ければ来週あたりでまたお話しませんか?」
※長文や即断の重い表現は避ける。相手の反応を待つ。送るタイミングは「翌日〜翌々日」が一般的。

11. 心が折れそうになったら(上手くいかなかった時)

断られたりマッチングしなくても個人の価値が変わるわけではない。複数回経験するうちに自然に慣れる。
参加は経験値。次に活かせる学びを書き出す(話が盛り上がった話題、避けるべき話題、服装の反省点)。

12.よく使える会話のフレーズ(テンプレ)

「今日は参加した甲斐がありました。ありがとうございます。」

「今日は参加して良かったと思える方にお会いできて嬉しいです。」

「普段の休日はこんな感じで過ごしてます。」(趣味→具体例)

「○○さんはそういう時どうしてますか?」(相手に意見を求める)

「それ、面白そうですね。詳しく聞かせてください。」(興味を示す)

13. 最後に:当日チェックリスト(出発前に確認)

①身だしなみ(髪、ヒゲ、爪、服のシワ)、靴と時計は必ず見られるので要チェック
②身分証、筆記具、プロフィールカード、名刺(任意)を準備した?
③スマホ充電・マナーモードにした?
④会場の場所と受付時間を再確認した?
④簡潔な自己紹介、ポジティブな一言(挨拶)準備した?

まとめ

運命の出会いとなる可能性もありますが、まずは「経験を積む」「実際の婚活の場で勉強する」を目的に、堅くなりすぎず自然な会話ができれば、
初回は100点!と考えましょう。また、同性の人の立ち振る舞いを観察することも重要な経験になると思います。
頑張ってください。

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