~「やらなかった後悔」を残さない婚活のススメ~
シングルの中高年の皆様へ
美輪明宏氏が仰る「やらなかった後悔を残さない」という言葉は、50歳を過ぎた私たちに、静かながらも強い響きを持って届きます。
「やりたいと思っていたのに、結局できなかった」その思い、人それぞれですが、パートナー(候補者)への思いを遂げていない、
めぐり合っていないなども含まれると思います。
――そんな思いを抱えたまま歳を重ねるのは、誰しも避けたいことでしょう。
特に婚活をためらう方の中には、過去の恋愛や結婚での苦い経験を理由に、「もうあんな思いはしたくない」と心を閉ざしてしまう方が少なくありません。
確かに、傷ついた心は簡単には癒えませんし、再び同じような痛みを味わうかもしれないという不安は、当然の感情です。しかし、ここで少し視点を変えてみませんか。「あんな思い」を本当に払拭するには、新たな出会いこそが一番の薬になる――そう考えることもできます。
過去の失敗は、確かに辛い記憶として残ります。辛い記憶をもった方は意外と多いでしょう。
でも、それを「もう二度と繰り返さないための教訓」に変え、新たなパートナーと向き合うことで、心の傷は徐々に癒されていくものです。
辛い記憶を新たなパートナーと向き合うことで、辛い記憶を思い出に替えたり、記憶の片隅にしまい込んだりすることに成功した人は多いかもしれません。
1. 過去の失敗は「学び」に変える
なぜあの関係はうまくいかなかったのか?(一般的には互いに原因を抱えていることがほどんどでしょう。)
自分はどんな相手を本当に求めているのか?(意外と行動してみることで、どんな相手を求めているかが、わかることもあります。)
こうした振り返りを丁寧に行うことで、次に進むための「地図」が手に入ります。
過去の失敗を「終わりの印」ではなく「次のスタートの合図」と捉えることができる――それが中高年の強みと思いましょう。
2. 若い頃とは違う「大人の婚活」を
20代、30代の頃のような勢いや情熱は、確かに薄れているかもしれません。
けれど、私たちには「人生の深み」と「相手を思いやる余裕」があります。
外見や条件だけでなく、「一緒にいて心地よいか」「価値観が合うか」を大切にできるか?これまでの様々な経験を生かして、自分自身の価値観でジヤッジする。
中高年だからできる婚活に目線と言えます。
3. 行動の第一歩は「小さくてもいい」
・結婚相談所に資料請求をしてみる
・地域や趣味のイベントに参加してみる
・信頼できる友人に「いい人がいたら紹介して」と伝えてみる
「結婚しなければ」と気負う必要はありません。
まずは「人と話す機会を増やす」ことから始めましょう。
その中で、自然と「この人となら、穏やかな時間を過ごせそう」と思える出会いが生まれるかもしれません。
4. 「やらなかった後悔」を未来の自分に贈らない
70歳、80歳になったとき、
「あのとき、もう少しだけ勇気を出していれば……」
と後悔するより、
「やってみたけれど、合わなかった。でも、それでよかった」
と思える方が、ずっと心は軽いものです。美輪氏の言葉を借りれば、
「気になっていることは、なるべく若いうちに」――
今が、その「若いうち」です。最後に
結婚は人生の「義務」ではありません。
でも、「ひとりでいること」と「ひとりぼっちであること」は違います。
温かい手を握り返してくれる人がいる人生は、決して遅すぎることはありません。どうか、ほんの少しの勇気で、一歩を踏み出してみてください。
その先に、思いがけない優しい光が待っているかもしれません。
*ご参考
筆者は、美輪明宏氏の「やらなかった後悔を残さない」というメッセージを下記のYoutube動画で見て、心を動かされました。
ご参考までにYoutubeのリンクを文字おこしを下記に記載します。
メッセージ動画
【美輪明宏】知らないと後悔する50代からの生き方。人生の先輩からの「あの時こうしておけば」を無くすための6つの真実
文字おこし
知らないと後悔する50代からの生き方。人生の先輩からの「あの時こうしておけば」を無くすための6つの真実
皆様、ふとした瞬間にこんなことをお考えになりませんか?もし10年後、20年後の私が今の自分に声をかけるとしたら一体
何て言うかしらって。今日私がお届けするのはそんなあなた様へのいわば未来からの伝言。
これは私個人の考えではなく80歳という時間を生きた多くの先輩方がもし、あの頃の自分に会えるならこれだけは伝え
ておきたいと願う切実な声を集めたお話でございます。
暮らしの中で太もれたあの時、こうしていればという本音の数々はね未来のあなたが後悔しないためのね大切な道となるはずです。
これからの時間をこれで良かったんだと心から思えるようにね、ほんの少しだけ耳を貸していただけたら嬉しいです。
きっとこのお話があなたの明日を変えるきっかけになりますからね。
さて、まず1つ目、ご自分の体との付き合い方についてです。
80歳を過ぎた人たちが決まって口になさるのはね、体が思うように動かなくなったという言葉。
体の備えというのは今すぐ始めるのが何より大切なんですよね。朝起き上がろうとしたら腰に痛みが走ったり、椅子からよくと手をつかないと立ち上がれなくなったり、今までなんてことなかったはずの階段がなんだか恐ろしいものに感じたり、そんな小さな変化がね、ある日突然日々の自由を無慈悲に奪っていくものなんです。
でもね、こういうものって急にやってくるわけじゃないの本当は。50代、60代から静かにでも確実に始まってるんですよ。
筋肉なんていうものはね、何もしなければあの40代の終わり頃から少しずつ減っていって70代になるとまるで坂を転がり落ちるように減りが早くなる。
私はまだ平気って思ってる人ほどお気をつけなさいな。平気なうちに始めるのが10年後の自分への最高の贈り物になるのですからね。
何もジムに通う必要なんてないんですよ。例えばテレビを見ている間に椅子からゆっくり立ち上がって座る簡単な運動を数だけ回で結構なんです。
あるいは夕食の片付けが終わった後にその場で5分ほど足踏みしてみる。特に太もやお尻みたいな大きな筋肉を意識するだけで体はちゃんと答えてくれるんです。
食事もね、ただカロリーを気にするんじゃなくてね、筋肉を守るための栄養、タンパ質を大切になさることです。お肉やお魚、卵、お豆腐、体重を落とすことよりもね、動ける体を作るっていう意識がね、未来のあなたを守る砦出となるのですから、80歳になっても自分の足で歩けて自分のことができる。
それはね、ただ便利なだけじゃないんです。自分はまだやれるっていうあの生きる上での誇りや自信そのものになるんですよ。
だから今日からでいいんです。今、この瞬間からほんの小さな運動1つ、食事の選び方1つ見直してご覧なさい。
2つ目はお金との向き合い方。
これはね、ちょっと意外に聞こえるかもしれませんけどね。のね、お金は使う勇気がなければ
ただの噛切れと同じですということなんですね。貯金はあったのに結局使えなかった。これがね、本当にたくさんの80代の人が漏らす切内後悔なんですよね。
子供のため家のローン、老後の不安うん。そういうもののために一生懸命働いて節約していざ自分のために使おうと思った時にはもうあの頃のような体力も気力も残っていないという何とも皮肉なお話です。いつか行きたかったあの場所を味わってみたかったあの料理。そのいつかを待ってるうちに時間は残酷なほどあっという間に過ぎてしまうの。若い頃はね、お金を使うことにどこか後ろめたさを感じて楽しむことに慣れていなかったなんて人もいらっしゃるんですね。もちろん闇雲に老費しましょうって話じゃないですよ。大切なのはね、今の自分が元気なうちに心が豊かになる使い方を知ることなんです。例えば気になっていたお店でちょっとだけ贅沢なランチをしてみる。前から読みたかった本を値段を気にせず買ってみる。日帰りでいいからね、フラット電車に乗って知らない街を歩いてみる。そんな小さなことでいいんですよ。ああ、楽しかったなと思える経験はただの思い出じゃなくてね、これからの人生を照らしてくれるとしびになるんです。え、それにね、お子さんに残したいというそのお優しいお気持ちもよくわかります。でもね、考えてもご覧なさいな。親が我慢ばかりしてる姿より楽しそうに生きてる姿を見せることの方がずっと素敵な贈り物になるんじゃありませんか。自分のためにお金を使える時間って案外短いものですよ。だからこそね、動ける今のうちにお金を不安の保険としてだけじゃなくて心を潤す経験のために使ってみる。それが80歳になった時に悔のない人生だったと思える大切な鍵になるはずです。
3つ目。これは住まいと持ち物についてです。
未来の自分の目で今の暮らしを見直してみませんかというお話です。80代になるとね、多くの人がこの家は広すぎるものが多すぎて手に追えないってね、暮らしの重さにため息お付きになるんです。若い頃は快適だったはずの家も階段の登り降りが奥空になり掃除も行き届かなくなる。いつか使うかもと取っとおいたものがねいつの間にか暮らしを生き苦しくさせているんですね。あの時片付けておけばよかったとそう思う頃にはもう体力も気力もなくなってることが多いんですよ。だからね、まだ元気で頭もはっきりしてる50代、60代のうちに手をつけることが本当に大事になってくるんですよ。何も家獣を1度にひっくり返す必要はありません。まずは引き出し1つだけあるいはこの1年1度も袖を通さなかった服を1枚だけ手放してみる。そんな小さなことからでいいんですね。え、大切なのはね、今の自分に必要か、未来の自分が管理できるかという物差しで見てみることなんですね。そうやってね、ご自分の暮らしを身軽にすることは残されるご家族への目には見えない静かな思いやりでもあるのです。いつか誰かが大変な思いをして片付けなきゃいけないなんて5を残さない。自分の大切なものはね、自分の手でちゃんと見送ってあげる。それはとても毛高い愛情表現だと私は思いますわ。
さて4つ目は人間関係についてです。
年を重ねると職場を離れたり、お子さんが独立したりしてふと孤独を感じる瞬間が増えるかもしれませんね。でもね、80代の方たちが口を揃えて言うのは友達の数で幸せが決まるなんてそんなものは幻想でってことなの。本当に心から笑い合える人がたった1人でもいてくれたら人生はそれで十分豊かだということなんですね。若い頃はあのたくさんの人と繋がることが大事だと思っていたかもしれません。でもね本当に大切なのは広さよりも深さ一緒にいて疲れない心地よい距離感なんですよ。誰かの華やかなこういう関係を見て自分と比べて落ち込む必要なんてこれっぽっちもありません。気を使いすぎてヘトヘトになるような関係なら一層少し離れてみたっていいんです。そしてもう1とても大事なのはね、1人の時間を楽しめるようになること。誰かといる時間も素敵ですけど、1人でいても満たされる時間を持てると人付き合いも無理なく自然体でいられるようになるんです。好きな本を読んだり、音楽を聞いたり、そんな時間がね、人生の土台をしっかりさせてくれます。人付き合いはね、お料理の味付けみたいなものかもしれませんわね。無理にたくさん入れる必要もないし、かと言って何もないと少し寂しい。自分にとってちょうどいいさ加減を見つけることがこれからの人生を豊かにするヒントになるはず
です。
5つ目。これは後悔というものの1番深いところにあるお話かもしれませんね。
80代になって振り返った時、心にずっしりと残るのはやってしまったことよりもむしろやらなかったことへの悔なんですよね。
うん。心のどこかでいつか挑戦してみたいと思っていたこと。時間ができたらやろうと後回しにしていたこと。そういうものがね、後になってああ、どうして
あの時やらなかったんだろうって大きなため息に変わります。でもね、よくお聞きなさい。もう遅いなんてことは断事て絶対にありません。だってこれからの人生で今日が1番若い日でございますからね。
大切なのはやってみることそのものうまくできなくたっていいんです。挑戦してみたという事実が未来の自分を納得させてくれるのですから、体験教室でも1日講座でもまずはその世界を覗いてみるだけでよろしいのです。
誰かと比べるのもね、もうおよしなさい。あなた自身の人生のための挑戦なのですからね。やらなかった後悔は亡霊のようにずっと心に残り続けます。
でもね、やってみた経験は例え失敗だったとしても必ずあなたの人生の家になります
。どうかね、ご自分のやってみたいという気持ちにもっと素直になって差し上げてくださいな。
そして最後6つ目。これはご家族。
特に親御さんやお子さんとの関わりについてです。親が元気なうちはいつでも話せるなんてつい後回しにしてしまいがちでしょう。でもそのいつでもは永遠には
続かないのですよ。もっと話を聞いておけばよかった。感謝の気持ちを伝えておけばよかった。そう気づいた時にはもう遅いということが本当によくあることなんですね。ま、照レ臭いかもしれませんけれどね。
ありがとうの一言でもいい。あるいは昔の話を聞かせてもらうだけでもいいんです。
親さんがどんな人生を歩んできたのか。何が好きで何を大切に思っているのか。そういう話をね、聞いておくことはあなたにとっても掛けがいのない宝物になるものです。お子さんとの関係も同じことです。もう大人になったからとどこか距離を置いていませんか?親として何かをしてあげるというだけでなく、1人の人間として対等に話してみる。そうすると今まで見えなかった相手の姿が見えてくるかもしれませんわね。何も改まって話す必要はありませんのよ。短いメッセージを送るとか、一緒に食事に行くとかそんなさやかなことでいい。大切なのは心の繋がりを途切れさせないことなんですね。話せる時間は限られています。後悔してからで
取り返しがつきませんのよ。どうかそのことを決してお忘れにならないでくださいませ。
さて、体のこと、お金のこと、暮らしのこと、人付き合い、そしてやらなかった後悔と家族のことで、
どれもうん、突き詰めてみると結局はやらなかったことへの悔みともっとちゃんと向き合っておけばよかったという関係性への心残りに行きつくのかもしれませんね。
あなたの人生はね、今この瞬間が未来へと続く大事な別れ道なんです。もちろんね、毎日しんどいことも思うようにいかないこともあるでしょう。みんないろんなものを背負って必死に踏ん張って生きてるんですからね。でももう年だからなんて寂しい言葉でご自分の可能性に蓋をしないでくださいな。まだまだこれからですよ。
このお話があなた様の明日を輝かせる小さなきっかけとなれたなら、私にとってこれ以上の幸せはございませんわ。

40代で結婚した50代夫婦(もうすぐ60)。夫婦共通の趣味は、料理と酒。筋トレも少し。2人ともに友人に独身が多く、紹介したい気持ちはあるが、具体的には実現せず。友人たちに婚活をおすすめする気持ちでブログを作成することに。このブログを読んだ方が積極的に婚活し、パートナーが見つかったらウレシイです。愛知県在住。

