アラフォー以降の婚活は辛い!それを知ることが成婚への第一歩。だから頑張って!!

婚活、辛い イメージ マインドセット

婚活を始めようとすると、多くの人が「希望」と同時に、なんとなく不安が脳裏に浮かぐことがあります。
・相手が見つかる?
・自分に自信が持てない
・年齢的に厳しいのでは…
特にアラフォー・アラフィフ以降の婚活は、若い頃とは違う不安や「億劫さ」があるため、実際に活動してみて「こんなに辛いなんて」と感じてしまう方もあり、実際に起こる可能性は十分あります。ならば、予想される「辛さ」を具体的に把握し、その処方箋を準備しておくことで、より一層婚活に注力できることにつながります。この記事では、アラフォー〜中高年の婚活で多くの人がつまずく「困難の正体」を整理・把握し、その対応策を提案して、あなたの婚活を応援します。

【はじめに】婚活は辛い。でも、あなたに責任はありません。

この記事では、婚活の辛さを多面的にご説明しますが、その辛さは「あなたの能力や魅力」の問題ではない、という事を決して忘れないでください。
婚活という取り組みは、その過程や仕組みに、構造的な辛さを内包しており、婚活に取り組む人は、みんなが感じることです。

このように認識することは、今後、婚活で出会う人たちに対し「同じ志をもって同じ辛さに耐えながら、希望に向かって頑張っている人たち」として、敬意を持って接することができるベースになります
この記事は、対応策の続編婚活の辛さを凌ぎ、モチベーションを維持するための11のメンタルケア術があります。

婚活の辛さは、こんなにある

婚活は幸福を獲得するための取り組みであるが故に、その過程で諸々の準備~具体的な行動~結果待ち~の工程を繰り返します。
さらに、工程の繰り返しが、何回になるかは、想定できません。
したがって、スケジュール感をもつこと、モチベーションを維持することが難しく、メンタル面も多大な影響を受けます。
下記に、想定される辛さを具体的に列挙します。なお、これらの辛さへの対処方法案を後述しますので、ネガティブにならずにお読みください。

1. 経済的(金銭面)負担

一般的に想定させる費用負担の具体例です。

・衣装代・写真撮影・美容院など外見への投資

・デート代の負担(特に男性は支払い側になるケースが多い)

・婚活パーティー/イベント参加費が積み重なる

・結婚相談所の費用が高額(入会金・登録料・月会費・お見合い料・成婚料)

・デート代の負担(特に男性は支払い側になるケースが多い)、外食費が増える

・交通費や移動費が地味にかさむ

特に高額となるのは、結婚相談所費用ですが、これを利用しない場合でも、出会いの数を増やし、出会いの質・パフォーマンス向上のためには、アプリ使用費用、イベント参加費、外見への投資などは避けることはできません。
これらの他に、メンタル維持のために、ストレス解消や自分自身への慰労のための費用がかけざるを得ないこともあるでしょう。

2. 時間的負担

アラフォー~中高年は、会社や家庭内における役割が若年層よりも重く、自身の責任感も強いため、時間的な余裕は少ない。
そんな日常に、婚活の時間を確保するのは、大変です。婚活者が時間的な負担に悩む状況は下記のような例があります。

・仕事・家事と婚活の両立が難しい

・お見合い・デートのスケジュール調整が大変

・プロフィール作成・写真準備・メッセージ対応…と細かな作業時間がかさむ。

・「やっと仲良くなったと思ったら、結局、ごめんなさい」状態となり、投入時間が水の泡

・紹介受やマッチングまでには一定の時間を要し、待ち時間がある

総じて、投入時間が成果につながるとは言い難いこと自体が辛く感じられます。

3. 体力の労力の投入

婚活は、体力を消耗します。上記の通り、準備や買い物に時間を費やすほか、外出の時間が増えるため、歩いたり、立ちっぱなしになったりして、体力を使います。
また、慣れないイベント参加や人との面会は、気を遣う場面もありますので、相当に疲れます。
下記は、その例です。

・仕事後にお見合いやデートへ出かける体力がしんどい

・土日が婚活で埋まるため、休養時間が減る

・婚活パーティーの立食形式が意外にきつい

・緊張が続いて疲労が蓄積しやすい

・身なりを整えるためのダイエットや運動が負担に感じる

4. メンタル面での辛さ

メンタルの維持も大変です。当然に相手のあることですから、スケジュールひとつとっても思い通りにすすめることは難しい。
加えて、なんといっても、当方の好意をお断りされる局面は、先行の不安につながるため、メンタル面でダメージを引きずりがちです。

・断られた時のショック

・「またゼロから話さなきゃ…」という疲労感

・LINEなどによるアプローチの不通、無視、フェードアウトなどの小さなつまづきの蓄積が痛い

・比較されている感が辛い

・自分の好みでない人からのアプローチ、それを断ることの労力(この意味で、モテる人も疲れます。)

・自分の価値が数字(いいね数・足跡数)で見えるストレス

・上記の現象によって自信が奪われ、自己肯定感が下がるリスク

・過去の失恋や離婚経験の既視感による先行き不安

・年齢による焦り

こうした辛さ、メンタル疲労は誰でも、年齢に関係なく、あります。
例えば、心理カウンセラーであっても自身のことになると、アラフィフ恋愛に悩み、メンタルダメージを受けます。
これらのストレスが自己嫌悪につながらないように、前向きに婚活できるマインドセットと、モチベーションのリセット手段が必要です。(後述)

5. 世間体・周囲の目

これは、婚活をはじめる前からストレスにつながり、メンタル面に影響があることですが、婚活に取り組んでいる最中も依然として悩みとなる可能性があります。婚活に前向きに取り組むうえでは、割り切って思考から切り離したいところです。

・親や親族からの圧力・心配

・友人や同僚からの「まだしないの?」的な無言のプレッシャー

・友人は既婚者ばかりで相談しづらい

・職場で結婚や家庭の話題が出るたび地味に傷つく

・「若い時にもっとちゃんとやっておけば…」という自己嫌悪

6. 婚活によって改めて現実を認識

イベント参加などで、同年代の人たちとの面会を通じて、改めて自身の婚活市場における立ち位置を認識すると、自分の思い込みの修正を迫られる局面もあります。同年代の人のよりも若さに自信がある人はなおさらです。

・40代以降は選ばれる側から「選ばれにくい側」にシフトしている現実

・同年代の異性は「若い層へ」流れやすい

・価値観・生活習慣が固まっており、相手とすり合わせにハードルを感じる

・再婚者・子ありの条件を選択肢として受け入れる葛藤

・求められる条件のハードルが予想より高いことへの抵抗感

7. 選択肢が多いようで、実は少ない?

自然な出会いに任せるのではなく、積極的な婚活に取り組むことは、出会いを増やすため。
しかしながら、期待に反し、自身の選択肢の増加を自覚できず、婚活の方向性に疑問を感じるなどの現象も起き得ます。

・マッチングアプリでは人気が偏りやすく、出会いに差が出る

・結婚相談所で、自身の希望条件にあう紹介数が少ない

・趣味コンに参加したら、年齢差があり過ぎて、対象と思えない

8. 過去の経験が重くのしかかる

経験が豊富なことが、将来に向けた婚活の足かせになることもあります。

・離婚経験や前のパートナーとの比較が頭から離れない

・恋愛から遠ざかりすぎて距離感がわからない

・自分自身が「若い頃の自分の市場価値」と比べてしまう

婚活に限らず、転職などにも同様の思考に悩むことがありますが、「過去に生きること止め、未来にむかって歩む」思考が必要です。

9. 周辺環境の折り合いが壁に

年齢の伴って、若いころよりも考慮すべき事情が増えているため、お相手との合意のための条件に、お互いの属性や周辺環境への対応が必要となってきます。

・住まい(実家・持ち家・賃貸など)の問題

・仕事(転勤・収入・働き方)との調整

・お互いの家族問題(介護・相続など)

・健康状態・持病など、若い頃にはなかった要素が絡む

10. 「自然に出会い」が難しい現実

これは、「婚活をしないことの辛さ」です。
積極的な婚活によらない「自然な出会い」は年齢とともに減少します。
婚活は大変だから、成り行きに任せる方針では、現状を変えることはできません。

・社会人になると自然な出会いが激減

・同世代は既婚者が多く、新規の出会いは、極めて稀で期待できない

・趣味で仲良くなっても異性との関係に発展しにくい

11. 恋愛関係の構築するための思案がまとまらない

若いころのように、勢いに任せる、「出たとこ勝負」にはできず、そうは言っても関係構築のための行動を決めかねる状態が継続する。
婚活は「決断」を下す場面が多く、決められない状態は、活動の停滞を招きます。

・「どうアプローチすればいいか忘れた」

・若い頃のような勢いが出ない

・恥ずかしさが増し、積極的になれない

12. 婚活疲労

これまでに列挙してきた「辛さ」の蓄積によって、下記の状態となると、婚活の長期化につながり、成果を自ら信じることが難しくなります。

・婚活が義務になり、楽しめない

・成果が出ないと、ダラダラ感が漂い、疲労が増す

・周りの成婚情報に、焦燥感を感じる

・ちょっとした行き詰まりに「また一からやり直し」感が辛い

辛さに関するまとめ:中高年婚活の辛さの原因は、避けることはできない構造的なモノ

アラフォー〜中高年の婚活は、時間・お金・体力は掛かります。メンタル面はアカの他人との接点探りである以上、普通の人はストレスを感じるのが当たり前です。実際、恋愛は若年層でも「傷つけ、傷つけられて」います。鈍感・無邪気で、将来がいい意味で見えない若さがあるから、恋愛に溺れることができるのです。
中高年は、人生経験があるだけに、余計に疲れる面もあります。
こうした婚活の辛さは、積極的な行動を阻害し、婚活へのモチベーションやマインドセットに悪影響を及ぼします。
疲れたら、マインドセットの修正が必要です。
中高年の婚活は、近未来についてのマインドセット次第

次回は、その辛さを緩和する処方箋を提案します。
婚活の辛さを凌ぎ、モチベーションを維持するための11のメンタルケア術

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