過去の恋愛や結婚で深く傷ついた経験があると、
「もう恋愛なんてこりごり」「誰かと生きるのは疲れる」と思うのも無理はありません。
世の中を見渡すと争いごとばかりです。一方で 人はどんな年齢になっても「つながり」を求める生き物です。
一度しかない人生、パートナーがいることをあきらめていけません。
あきらめなければ、自らがパートナーを見つけることで、過去のつらい経験も克服できます。
人はどんな年齢になっても「つながり」を求める生き物です。
チャンスの到来を呼び込む思考や行動を提案します。
１．心理的な側面：人は「誰かと分かち合うことで」癒される
失恋や離婚の痛みは、時間が経っても心の奥に残るもの。
けれど、新しい人との出会いは、その傷を「無かったこと」にするのではなく、優しく包み込む力を持っています。
誰かと笑い合い、共に食事をし、季節の移り変わりを共有する——
そんな何気ない日常が、心を少しずつ再生させてくれます。
孤独は心を冷たくしますが、人との触れ合いは温もりを取り戻す特効薬です。
２．社会的な側面：人は「つながり」を通して人生を豊かにする
中高年になると、仕事や子育てなどの役割が一段落し、
人との関わりが少なくなる時期でもあります。
そんな時期に新しいパートナーができると、社会との接点が再び広がるのです。
・一緒に外食する
・旅行を楽しむ
・地域活動に参加する
・趣味の世界を共有する
一人は気楽であり、誰にも邪魔されず、無難な幸せが手に入ると言う考え方があります。
一方で、パートナーと共生は、自分一人では絶対につかめない幸せを得られるチャンスが有ります。
過去を変えることはできませんが、将来を変えることは可能です。
他者との関係を持つことが、「孤独」ではなく「豊かさ」で満たすキッカケになり得ます。
３．健康の側面：心身ともに若返る
研究でも、「人との良好な関係」が長寿・健康に直結することが示されています。
愛情ホルモン「オキシトシン」は、誰かと心を通わせるときに分泌され、
ストレスを減らし、免疫力を高め、睡眠の質を良くします。
また、恋愛感情やトキメキは脳を活性化させ、
認知症予防にもつながることが分かっています。
恋愛は、年齢を重ねた人にこそ“自然のサプリメント”のようなものなのです。
４．人生観の側面：過去があったから、今はもっと優しくなれる
一度傷ついた人ほど、他人の痛みに気づけるようになる、とよく言われます。
過去の経験があなたを「深い理解力と優しさを持った人」にしてくれたはずです。
次の恋愛では、若い頃のように焦ったり、完璧を求めたりすることもありません。
今のあなたは、傷を負った従前のあなたと違います。
過去と同様の傷を負うような無理はしない「自分を大切にできる大人の恋愛」をできる力を持っているはずです。
５．実践的な側面：婚活は“第二の人生設計”のチャンス
結婚相談所やマッチングアプリも、近年は中高年向け・再婚向け・共通の趣味重視など、多様なスタイルに進化しています。
若い頃のように勢いや理想で選ぶのではなく、
「自分の価値観に合う相手を、冷静に、そして温かく探せる」時代です。
パートナー探しや婚活は、「誰かを探す旅」ではなく、
自分をもう一度見つめ直し、これからの人生をどう生きたいか考える時間でもあります。
６．感情的な側面：人生の終わりに「ありがとう」と言える関係を
悩んで迷って、その結果やらなかった、そして結果的に、やらなかった事を悔やんだ。
終活をする多くの人が、「やらなかった」ことを悔いる。
人生の終盤に、そのように悔やむことは避けたい。
「悩んだ末に、やってみた」人たちは、その結果がいずれであっても安堵し、行動した自分に満足する。
また、人生の最後に、「この人と出会えてよかった」と思える存在がいることは、それ自体が幸福なことです。
人は一人でも生きていけますが、「誰かと生きる」ことで人生の意味をより深く感じられるようです。
おわりに
過去の痛みを経験したあなたは、すでに強く、そして優しい。
その優しさを、次に出会う誰かのためにもう一度使うことで、誰かを幸せにできる。
将来の自分のための行動が、誰かもう１人を幸せにし、
共に支え合い、笑い合う。
その人が人生の伴走者かもしれません。
人生の後半戦を豊かに過ごすため、後悔しないために必要な行動と思考
４０代で結婚した５０代夫婦（もうすぐ60）。夫婦共通の趣味は、料理と酒。筋トレも少し。２人ともに友人に独身が多く、紹介したい気持ちはあるが、具体的には実現せず。友人たちに婚活をおすすめする気持ちでブログを作成することに。このブログを読んだ方が積極的に婚活し、パートナーが見つかったらウレシイです。愛知県在住。
